治療日記(お香)
みなさん、こんにちは。
今日は久しぶりにお香を焚いてみました。
アロマテラピーに代表されるように、
香りには心身をリラックスさせる効果があります。
自律神経が整えられて、ホルモンの分泌が正常化されます。
お香と線香の違いは、
香を楽しむためのものか、
仏事などに用いられるか、という事だけだそう。
香の香りをかぐことで、脳内にアルファ波や、
エンドルフィンなどの心地よさをもたらす物質が分泌され、
癒し効果があります。
アロマキャンドルと比べると短時間で強い香りが出るので
使い分けるといいですね(^-^)/
お香に関する効用を記したものに
「香の十徳」
というものがあります。
十一世紀の北宋の詩人 黄庭堅(こうていけん)の作で、
その後一休禅師により日本に紹介された、と言われています。
香りは量ではなく、質が重要としています。
感格鬼神 感は鬼神に格(いた)る
- 感覚が鬼や神のように研ぎ澄まされる
清淨心身 心身を清浄にす
- 心身を清く浄化する
能除汚穢 よく汚穢(おわい)を除く
- 穢(けが)れをとりのぞく
能覺睡眠 よく睡眠を覚ます
- 眠気を覚ます
静中成友 静中に友と成る
- 孤独感を拭う
塵裏偸間 塵裏に閑(ひま)をぬすむ
- 忙しいときも和ませる
多而不厭 多くして厭(いと)わず
- 多くあっても邪魔にならない
寡而為足 少なくて足れりと為す
- 少なくても十分香りを放つ
久蔵不朽 久しく蔵(たくわ)えて朽ちず
- 長い間保存しても朽ちない
常用無障 常に用いて障(さわり)無し
- 常用しても無害
気をつけたいのがお香のクオリティで、
ケミカル成分が含まれた質の悪いお香を焚くと、
集中が妨げられるばかりでなく健康被害に繋がる
恐れもあるそうなので気をつけましょう(^▽^;)
今日 Remedy -レメディ- で
焚いたのはインド香で人気があるチャンダンというお香、
白檀の香りです。
白檀は心を鎮める効果や、のどの痛み、免疫力を高め、
浄化する効果があります。
夏に焚くと、虫が寄り付かなかったり、残り香でリラックス出来、
ぐっすり眠れる様になったという人もいるそうです。
中には、部屋に香りが残るのはいやという人もいると思います。
そういう人は焚かずに1,2本取り出し、置いておくだけでも香りは
するので、そういう使い方もおすすめです('-^*)/